渋谷正信 しぶや・まさのぶ

1949年生まれ。北海道出身。海洋プロダイバーとして、日本各地や世界の海に潜る。25年余りで潜水時間は延べ2万5千時間を記録。'80年より潜水工事会社「渋谷潜水工業」を、'87年からはダイビングスクール「水中塾」を、そして'89年からは「ダイビング活用研究所」を主宰。異なる種類の海に関わる仕事を通じ、ダイビングが人間に与える可能性の大きさに気づき、それをライフワークとしている。

sensoriumのスタッフが
渋谷正信さんにお願いした理由

渋谷さんの潜水活動と神戸記録



水中作業の様子/ブラケット水中熔接

東扇島にて


阪神大震災直後の神戸での活動記録より
被害状況記録
  • 東灘区 港湾市営埠頭破損
  • 兵庫第一突堤 岸壁・倉庫破損
  • 兵庫第一・第二突堤 岸壁陥没
  • 六甲アイランド地盤沈下・護岸破
神戸港災害復旧工事での渋谷さん....
東灘区 港湾市営埠頭破損....
兵庫第一突堤 岸壁・倉庫破損....
兵庫第一・第二突堤 岸壁陥没....
六甲アイランド地盤沈下・護岸破....

渋谷正信さんに
日本をセンスしてもらおうと思った理由


 sensorium をつくっている僕たちと渋谷さんは、もう3年間ほどの付き合いになります。渋谷さんに連れられて、日本の御蔵島や屋久島へ潜りに行ってきました。彼は渋谷潜水工業のかたわら、水中塾・ダイビング活用研究所というスクールを主宰していますが、ダイビングスクールは数あれど、素潜りを丹念に教えてくれるスクールなんて、そうそうないんじゃないでしょうか。

 渋谷さんとの旅はユニークで、たいてい海だけじゃ終わらない。午前中島を一周して潜りを楽しんでいると、海水がすごく冷たいところに寄ったりします。川の水が海底から流れ出している場所ですね。僕らはウェットスーツ越しに、山間を流れる水のことを思う。そして午後には山へ登り、その同じ川の上流でのんびりと昼寝。せせらぎに素足をつけて休みながら、今度は海の中を思い出します。頭でいろいろ考えたり、本を読んで学ぶ環境問題よりも大事な経験を、僕らはそこでもらっています。

 今日も彼は、スクール、もしくは調査や工事といったなんらかの仕事で、どこかの海に潜っています。そんな彼が日々感じている、日本という環境を紹介してみたいと思い、ご登場を願ったわけです。

P.S. ところが作り進めているうちに、大きな矛盾に気付いてしまいました。「渋谷さん本人が、自分でホームページを開いた方が面白いんじゃない?」という、実に基本的な疑問です。そう言えば、渋谷さんはふた月に1回くらい、自分のスクールに来てくれた人や知人・友人達に向けて、最近自分が潜った場所のこと、そこで考えたことを綴ったレポートを送ってくれています。だいたいA4で10枚以上。先日も、一人で小笠原諸島に潜りに行った時のことを、写真のコピーも数点入れて送ってくれました。考えてみればそれは、あらかじめ存在する、理想的な「日本というカラダ」だったのです。(sensorium スタッフ NISH)

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sensoriumのテーマおよび「日本というカラダ」のバックボーン的なテキストが、「連感」内の「ライブラリー」に収められています。やや長文ですが、関心のある方は下のテキスト・アイコンあるいはテキスト名をクリックして下さい。

[「水」 水棲感覚/水のコスモロジー by  竹村真一]