[彗星とは]
「彗星は、太陽の周り方でグループ分けされます。太陽を中心として楕円軌道を描くもの、放物線軌道と言って二度と帰らないもの、双曲線軌道といって大きな角度で入ってきてそのまま抜けていくものです。その中で、楕円軌道を描くものは周期彗星と言って、何度も太陽の周りをまわる。初めて太陽に近づいてきた彗星はバージン・コメットっていいます。
 彗星は実は氷の固まりだと言われています。ガスの固まり、いろんなチリを含んでいるため、「汚れた雪だるま」と言われてるんですね。それで、その雪だるまが、太陽に近づくと、ガスを吹き出すと同時にチリも出して、尾になるんです(太陽の反対方向に)。太陽から流れている電子の風、つまりプラズマ流の反対方向に、尾がたなびくわけです。
 太陽に近づいてくるときは、確かに尾を後ろに引いてるのですが、太陽をまわりきると、今度は逆に尾の方に向かって飛ぶことになる。
 チリは彗星と等速運動をするんですが、大きさが違うから、少しづつ遅れが生じる。何回か太陽の周りをぐるぐるやってるうちに、いつの間にか楕円の彗星軌道上に、チリがずらりと帯状になるんです。  その帯状になったスイフト・タットル彗星の軌道が、地球の軌道とたまたまクロスしている。毎年8月12日あたりに、このチリの中へ地球がつっこむので、たくさんの流れ星が飛ぶ、ということがわかってきたんです。これがペルセウス座流星群ですよ。」(木内さん談)
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