彗星とともに生きる:木内鶴彦@長野県臼田町/Summer 1996
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この時地球とスイフト・タットル彗星の距離、??km
2126.8.14  地球とスイフト・タットル彗星がニアミスする可能性がある

「アメリカのスミソニアン天文台のマースデン博士が軌道計算したら、135年周期で、次の回帰の2126年8月14日に、地球に最接近することがわかったんです。地球の軌道を横切るときに、地球と約7万kmしか離れていないところを通過するって。 ただし、彗星のガスでスピードも遅くなるので、14日ぐらいのずれがあってね。軌道を正確に計算するための、全ての要素が解明されてないから。」

この距離は月と地球の距離の1/5以下の距離。この彗星のプラズマ状のガスの広がりは、直径40万kmに及ぶことを考えると、地球はそのガスの中に巻き込まれることになります。 ただ、最新の軌道計算では、このような接近はないということになりました。しかし木内さんの言うように、天体の運動について、厳密には正確な計算はできない。

「自分が発見したから、子どもみたいなもんでしょ。その行く末が大変だってわかってしまったから、2126年の地球を今から考えて、何かしたいんだよね。それに対して何もしないことも手だけど、何か手だてはないのか、出来ることをやってみるのも手でしょ。どれだけのことが出来るっていっても、明らかに力不足だからね。だからこそ、地球全体で考えたい。“共有の財産である地球が危ない”という意識を、どうやって広げていくかだから。そういう意味でも、もう一度地球を見直したいですね。」