彗星とともに生きる:木内鶴彦@長野県臼田町/Summer 1996
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この時木内さん(地球)とスイフト・タットル彗星の距離、約2億6630万km

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1992.9.27 3:10am  スイフト・タットル彗星 発見(134年周期)

「最初に発見された1862年以降、次の回帰がいつか、どんな彗星か研究されてました。当時の軌道計算が120年周期で、1981〜1982年に帰ってくると言われていたんですが、帰ってこなかった。それでいろんな天文台や研究者が、探していたけど見つからなくて。行方不明。それが1990年と1991年に、ペルセウス座流星群(この流れ星のお母さんは、スイフト・タットル彗星)がものすごく飛んだんですよ。母天体が帰ってきてるのでは、とにわかに騒ぎ始めて、世界中で探しだしたんです。僕も探していたけど、電卓で計算していたからね。だから軌道計算の誤差をなるべく縮めよう、8月いっぱいまで計算におわれてた。9月の地球の位置から、見かけ上、私の双眼鏡で見える範囲で、どのあたりの星座付近に見えるか準備していた。そしたら、唯一晴れ間の続いた4日目の明け方に発見したんです。」

「通り道を決めて、確信の元に、あとは肉眼でずーっと追い求めていく。俺の場合、
いつ来てもいいと。必ずそこを通るわけだから、待ってればいい。気を散らさないで。計画的にやってるわけで、偶然性はないんですよね。そのかわり、発見が早いか遅いかではなく、確実に見つけることが出来る、ということですね。後は、他の人が先に見つけないように祈るだけで。