彗星とともに生きる:木内鶴彦@長野県臼田町/Summer 1996
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スイフト・タットル彗星と木内さんが出会うまで、あと約43億8000万km
1977.4.14  臨死体験をする

「このことは簡単には説明できないからね。話すなら、何回でも真剣に話したいし。」

といいながら、じっくり話し始める木内さん。原因不明の病に倒れて、心臓も呼吸も30分間停止したそうです。それまで七転八倒の苦しみがあって、あと1週間の命と告げられて。その当日、だんだんと真っ暗闇になって、いろんな感覚が残ったまま、泥沼を這いずり回るような感じだったそうです。それから光の世界に入って、いろんな風景を見る。ふっと、気づくと今度は自分が外から自分を見ていて、自由になったそうです。行きたいと思うところに時間も空間も超えて行けるようになった。

「戻ってから、考えたの。自分てなんだろう。自分の役割ってなんだろうって。一人一人に使命があるように、俺の使命はなんだろうかって。臨死体験を通して見てきた未来の世界で、たしかに自分は存在していて、何かをやっているんだけれど、はっきりと思い出せない。だけど、今のいろんな自分が、ああ、あのときの自分だなと思うんですよ。」