彗星とともに生きる:木内鶴彦@長野県臼田町/Summer 1996
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スイフト・タットル彗星と木内さんが出会うまで、あと約60億6330万km
1963.8  虫眼鏡のレンズで望遠鏡をつくり、土星を見る

「いたずらっこでね。6歳の時、ある日おふくろに怒られたんですよ。それで土手でふてくされて空見てたら寝ちゃってね。気づいたら夕焼けで、たぶん金星だったと思うけど、それが上ってきて、空がオレンジ色から朱色、青とだんだん変わって、星がどんどん出てくる。うわーすごいなあって。すっかり宇宙空間に1人で漂っていたんですよね。それが最初かな。」

「何故?とか何?となんでもよく聞く子でね、
なぜなぜ坊やって言われてた。で、5人兄弟の末っ子だからかまってもらえず、何でも自分で調べたり作るようになったんですよ。小学校3年の時、“子どもの科学”(小学生向けの学習誌)の中に、望遠鏡の作り方が載ってましてね。見よう見まねで作ってみた。それで月を見たり、土星を見たり。そりゃもう、すごく感動しましたよ。」